まるでフィギュアスケーターのようにスイスイ動くアメンボ。最近、見かけることも減ってきたような気がします。自由研究でアメンボが水に浮く仕組みを調べてみると、アメンボの数が減った理由もわかってきそうです。
自由研究のテーマを決める
テーマ、タイトル
アメンボが水に浮く不思議に迫る!
自由研究を選んだきっかけ
雨上がりの水たまりにアメンボがいました。普段何気なく見ていたアメンボだけど、なぜ水に浮いていてあんなに早く動けるのか気になり、自由研究で詳しく調べてみようと思いました。
自由研究にかかる日にち・場所・道具
日にち
2〜3日
場所
自宅
道具
洗面器、針金、ニッパー、小銭、食器用洗剤
参考図書
アメンボの生態が分かる本
調査方法
図鑑などでアメンボの生態について調べておきましょう。
実験方法
表面張力についての実験
(1)針金でいろいろなサイズのアメンボを作って重さを測る。
(2)小さい順からそっと水に浮かべて、どの重さまで浮かぶか試す。
(3)食器用洗剤を少しずつ垂らして変化を見てみましょう。
自由研究のまとめかた
(1)調査の段階で調べた、アメンボの基本情報
(2)アメンボの浮く理由の予想と結果
アメンボの浮く理由は、軽さ、表面張力、足に生えているたくさんの毛、その毛が油で覆われいるためだった。
(3)表面張力についての実験の予想と結果
(4)アメンボに関するその他の疑問
例:アメンボは水の上でしか生活できないの?、アメンボは雨が降るとどこで過ごしているの?など
自由研究をしてみてわかったこと
アメンボが浮く理由として重さだけではなく、足にたくさん生えている毛が油で覆われてることで水をはじくことも大事な理由だとわかった。針金でつくったアメンボでの実験では食器用洗剤を1滴いれただけで表面張力が弱くなってしまいすぐに沈んでしまった。本当のアメンボも同じように沈んで死んでしまうそうです。昔は生活排水をそのまま川や海に流していたこともあり、アメンボが生きて行けずに数が激減してしまったそうです。
自由研究の感想
とても残念ですが、環境汚染によりアメンボの数が減ってしまったそうです。アメンボは、伝染病の媒介者となる蚊の幼虫(ボウフラ)を食べてくれるそうなので、川や海を汚染しないような生活をおくっていきたいと思いました。
この自由研究に似ているテーマ
●アリのエサをについて調べる|中学年,観察,2〜3日
●セミの鳴き声を調べる|低学年,観察,2〜3日
●水族館で観察してみよう|中学年,観察,1~2日