自由研究で暑い夏を涼しく過ごす方法を調べよう|5年生・6年生
5年生・6年生におすすめ!夏休みの自由研究で、暑い夏を涼しく過ごす方法を調べよう!エアコンがない時代、どうやって夏を過ごしていたかを学ぶことができるよ!
毎日暑くて1日中エアコンつけてゴロゴロしちゃうよ…
昔は今ほど暑くなかったからエアコンなしでも過ごせたけど、最近の暑さではエアコンなしは難しいよね。
そういえば、おばあちゃんが子供のころはエアコンがなかったんだって!この暑い夏をどうやって過ごしていたのかな?
昔の人は涼しく過ごすためにいろいろな工夫していたんだよ!
そうなんだ!おばあちゃんに聞いて、少しでも暑い夏を涼しく過ごせる方法を試してみようかな!
自由研究のテーマを決める
テーマ、タイトル
暑い夏を涼しく過ごす方法
自由研究を選んだきっかけ
今年の夏休みはとても暑くて、毎日エアコンをつけっぱなしでした。昔はエアコンがなかったみたいだけどいったいどうやって夏を過ごしていたんだろうと気になったので、おばあちゃんに聞いてみました。
おばあちゃんの小さい頃は水をまいたりやすだれをかけて過ごしていたらしいです。本当にそんなことで涼しくなるのか調べてみようと思いました。
自由研究にかかる日にち・場所・道具
日にち
2〜3日(天気のいい日に9時くらい、13時くらい)
場所
自宅の庭
道具
温度計、すだれ、バケツ、水、柄杓(なければ手やお玉で水を撒けばOKです)、定規やメジャー
実験方法
- 実験を行う日の天気予報を調べて準備しておきましょう。
- 9時と13時に自宅の庭の決まった位置(地面から何センチ離れた位置かきちんとメジャーで測ります)で、まずは何もない状態で気温を測ります。
- 9時と13時に3回下記の計測方法で気温を測ります。
- 3回目の計測が終わったら、すだれをかけてさらに5分後に決めた位置で気温を測る
計測方法
- 1回目:1リットルの打ち水をして5分後に決めた位置で気温を測る
- 2回目:2リットルの打ち水をして5分後に決めた位置で気温を測る
- 3回目:4リットルの打ち水をして5分後に決めた位置で気温を測る
打ち水の量、計測時間、打ち水する場所(土やコンクリート、アスファルト等)など、比較するものを変えていろいろ調べてみてください。
非常に暑いので熱中症対策を十分に行って、大人の人と一緒に実験してください。少しでも体調が悪くなったら、無理せず実験を中断してください。
自由研究のまとめかた
打ち水をして結果をそれぞれの時間で表にまとめる。更にすだれをかけて測った結果と、最初に何もしない状態で測った気温を比べてどれくらいの効果があったか。
自由研究をしてみてわかったこと
10時は打ち水を4リットルすることで2℃くらい気温が下がった。またすだれをすると、更に2℃くらい気温が下がった。13時になると、打ち水をしてもすぐに乾いてしまい、1リットル、2リットルでは気温が変わらず、4リットルの打ち水とすだれで1.5℃下がった程度。
打ち水は効果があることはわかったが、お昼の時間では水がすぐに乾いてしまってあまり効果がないように感じました。
自由研究の感想
午前中なら窓の前に打ち水をして、すだれをかけておけばそんなにエアコンをつけなくても過ごせるかもしれないと思った。昔の人は知恵を絞って暑い夏をエアコンなしで過ごしていたなんてすごいなぁと思いました。
でも、おばあちゃんに話を聞いたら、昔に比べて今は気温自体上がっているので、もう打ち水とすだれだけで過ごすのは熱中症の危険があるから無理はしないようにと言われました。