自由研究でぼくの出したごみの分別を調べよう|3年生・4年生
3年生・4年生におすすめ!夏休みの自由研究で、ぼくの出したごみの分別を調べよう!家庭から出るごみの分別方法や、エコやリサイクルなど環境問題について学ぶことができるよ。
飲み終わったペットボトルをリビングのごみ箱に捨てたら、ママに捨て方が違うって怒られたんだ…
分別方法が違かったのかな?
そうみたい。だけどどう捨てたらいいかよくわからないよ。なんだわざわざ分別なんてしないといけないの?
ごみを分別することで、リサイクルできる素材があるんだ!ママのお手伝いにもなるから、ごみの分別について調べてみるといいよ!
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テーマ、タイトル
ぼくの出したごみの分別は?
自由研究を選んだきっかけ
ペットボトルのジュースを飲んだ後、リビングのごみ箱に捨てたらお母さんに捨て方が違うと言われました。ペットボトルはキャップとラベルを剥がして、キャップとラベルはプラスチックごみ、ペットボトルはペットボトル専用のごみに分けるそうです。
ペットボトルもキャップもラベルも全部プラスチックなのになぜ細かくわける必要があるのか疑問に思ったので、家庭からでるごみについて調べてみたいと思いました。
自由研究にかかる日にち・場所・道具
日にち
1週間
場所
自宅、図書館
道具
ごみ、カメラ
自由研究の進め方
ごみの捨て方には地域ごとに決められたルールがあります。そのルールに従って、自分が捨てるごみの分別をしてみましょう。特に捨て方が分からなかったものなどは写真に撮っておきましょう。なぜ、ごみの分別が必要なのか、図書館やインターネットで調べてみましょう。
ごみを調べるときは、汚れやけがに気を付けて、ゴム手袋などをしてから調べましょう。
自由研究の結果
○○市のごみ収集のルール
月曜日:なし
火曜日:燃やすごみ(生ごみ、紙くずなど)
水曜日:プラスチック製容器包装(プラスチックでできた、ものを入れている容器や包装)
木曜日:ミックスペーパー(汚れた紙、においの強い紙以外の全ての紙)
金曜日:缶・びん・ペットボトル、小物家電・金属(30㎝未満の家電・金属製品)
土曜日:燃やすごみ
日曜日:なし
家庭から出るごみの量
火曜日(燃やすごみ):生ごみや紙くず、服、ハンガーなどが30Lのごみ袋で3袋
水曜日(プラスチック製容器包装):食品を購入したときのトレイ12個、卵のパック1個、シャンプーの空容器1個、お菓子の袋4枚、ペットボトルのキャップ10個、ラベル10個
木曜日(ミックスペーパー):折り込みチラシ、使い終わったノート3冊、紙袋7枚
金曜日(缶・びん・ペットボトル、乾電池、小物家電・金属):缶12個、ビン2個、ペットボトル500ml 23本、1.5l 10本、ラジコン1個、乾電池単3を2本
土曜日(燃やすごみ):生ごみや紙くずなどが30Lのごみ袋で2袋
捨てるのに困ったもの、分別が間違っていたもの
(1)割れてしまった、プラスチック製のハンガー
プラスチックでできているので絶対に水曜日(プラスチック製容器包装)だと思っていたのですが、調べてみるとプラスチック製のハンガーは燃やすごみであることが分かった。
プラスチック製容器包装はものを「入れたり包んだりするもの」というルールがあるようです。素材がプラスチックであってもハンガーは「入れたり包んだりするもの」ではないため燃やすごみにあたります。
(2)牛乳の紙パック
紙製品なので燃やすごみかミックスペーパーだと思いましたが、紙パックには紙パックマークがついていて、リサイクルできる紙製品だということが分かりました。
「雑誌」「新聞」「段ボール」「牛乳パック」は資源物になるため、通常のごみ収集とは違う日に回収をしているそうです。ぼくの家では牛乳の紙パックはきれいに洗って乾かしたあと、近所のスーパーの回収ボックスに入れています。
(3)ラジコン、乾電池
ラジコンが壊れてしまったので、ごみにしようと思いました。ラジコンのほどんどはプラスチックでできています。でも、ハンガーの時にプラスチック製容器包装はものを「入れたり包んだりするもの」というルールがあることを知ったので、プラスチック製容器包装の収集日ではないと思いました。
しかし、ラジコンが燃えるゴミなのかどうかが分からなかったので調べてみると、小さい電化製品や電子機器は金曜日の小物家電・金属で捨てることが分かりました。ラジコンで使用していた乾電池も同じ金曜日の収集ですが、ラジコンに入れたまま捨ててはいけないそうで、乾電池を取り外して別で捨てました。
ここで紹介している、ごみの分別方法・収集日などはイメージです。地域ごとに異なりますので、ホームページなどで調べて自由研究に取り組みましょう。
自由研究をしてみてわかったこと
4人家族のぼくの家ででる一週間のごみの量は燃やせるごみの量が1番多かったです。2番目に多かったのが金曜日の缶・びん・ペットボトルです。特にペットボトルの量がとても多かったのですが、そのペットボトルはぼくと兄が毎日飲んでいるジュースがほとんどでした。
なぜ、こんなに細かくごみの種類を分別する必要があるのかというと、ごみの中にはまだリサイクルして使えるものがたくさんあるからです。例えば、ビンは新しいビンに生まれ変わったり、ペットボトル細かく砕いて他のプラスチック製品に生まれ変わったりします。
また、本来なら燃やすべきでないごみを燃やすと有毒なガスを出すことがあるそうです。この有毒なガスはぼくたちの健康に良くなかったり、地球の環境が汚染されたりするとても怖いものだということが分かりました。
ごみの分別はとても大変だけど、ぼくたちが健康できれいな地球に住むためには必要なことです。
自由研究の感想
今までぼくはペットボトルも紙も気にせず部屋のごみ箱に捨てていました。お母さんがそのごみを分けていることはなんとなく知っていましたが、何のためにやっているのか分かりませんでした。
自由研究をやってみて、こんなに細かく分別していたことを知って、とても大変な作業をしていたんだなと思いました。これからごみを捨てるときはきちんと分別してお母さんが楽になるようにしたいと思いました。
この研究をステップアップ!
- ごみを減らすためにはなにができるかな?
- 捨てたペットボトルがリサイクルされるまでにどんなことをしているの?