ジュースを飲むときに使うストローが昔はプラスチック製だったのに最近は紙のストローになってきたり、お菓子が紙の袋になってきたり、世界的に「脱プラスチック」の取り組みが進んできています。これは単純にエコや環境問題だけではなく、最近テレビなどでも良く耳にするSDGs(エスディージーズ)が深く関係しています。
SDGsとはなんなのか、わたしたちにできることは何かあるのか調べてみてはいかがでしょうか。
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テーマ、タイトル
わたしたちができるSDGs(エスディージーズ)ってなんだろう?
自由研究を選んだきっかけ
好きなお笑い芸人さんがSDGsについて取り組んでいるというテレビを見ました。その時はSDGsはよくわからなかったのですが、その芸人さんは環境にいいことをしているんだと思いました。
何回かそのテレビを見ているうちに、SDGsがどんなものか気になったので調べてみることにしました。そしてわたしたちにもできるSDGsってどんなことがあるのか、できることを試してみたくなりました。
自由研究にかかる日にち・場所・道具
日にち
1週間(テーマが難しいので調べるのに少し時間がかかるかも…)
場所
自宅(インターネット)
図書館(本)
自由研究の進め方
まずはSDGsが何かを本やインターネットで調べてみましょう。難しい内容はお父さんやお母さんに聞いてみよう。SDGsの取り組みで自分や家族、友達と一緒にできそうなことはありそうでしょうか?できそうなことは実際試してみるのがいいかもしれませんね。
SDGs CLUB |日本ユニセフ協会
自由研究の結果
SDGs(エスディージーズ)とは
誰ひとり取り残されることなく、人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき17の目標を示したのが、SDGs(持続可能な開発目標)です。持続可能とは、何かをし続けられる、ということのようです。
世界を良くするために人類全員で取り組むべき17の目標を調べてみました。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤を作ろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任、つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
わたしたちができそうなことを考えてみた
17の目標を調べてみましたが、難しくてとてもわたしたちにできそうなことはないような気がしてしまいました。でもテレビのお笑い芸人さんたちがやっていたSDGsはそんなに難しいことばかりではなかったように思います。お父さん・お母さんと相談しながらできそうなことを考えてみました。
できそうなこと | やってみたこと |
---|---|
電気の節約 | 昼間の明るい時間はなるべく電気を付けない、 テレビはつけっぱなしにしないように気を付けた。 |
水道を出しっぱなしにしない | 歯を磨いている間は水道を止めるようにした。 |
好き嫌いをしないで残さずご飯を食べる | 嫌いな野菜を我慢して食べた。一番大変でした。 |
ごみの分別をする | ペットボトルと燃えるごみの分別をした。 ペットボトルはラベルとキャップを取らないといけないなど 細かいごみの分別の方法が難しかった。 |
エコバックを使う | 買い物に行くときはいつもエコバックを使いようにした。 |
プラスチックごみをなるべく出さない | お菓子の袋やペットボトルなど プラスチック製のごみを減らすようにしたいと思ったが 毎日プラスチック製のごみを出していた。 |
自由研究をしてみてわかったこと
最初はわたしたちにできることなんかなにもなさそうな気がしていましたが、小さなことかもしれませんがわたしたちにできるSDGsがあることが分かりました。そしてそれはお父さん・お母さんから、気を付けるように注意を受けているようなことがとても多かったです。
プラスチック製のごみを減らすと大気の汚染と海の汚染も防げるそうです。動画で海の汚染を調べていた時に、ウミガメの鼻に入ってしまったプラスチック製のストローを取って助けてあげる動画がありました。ウミガメがとても苦しそうにしていたので、海をきれいにするためにもプラスチック製のごみは減らすことが大事だと思いました。
また、環境の問題以外では、貧困や飢餓などはわたしが住んでいる日本ではあまり関係のないことのように思いましたが、調べてみると世界では、わたしたちのように勉強ができなかったり、きれいなお水を飲めなかったりする国があることが分かりました。
自由研究の感想
最近お店でジュースを飲むときに、ストローがプラスチックから紙になっていました。これもSDGsの取り組みのひとつになるそうです。紙のストローはすぐにふにゃふにゃになるので、わたしはあまり好きではありませんでした。でもこれも、小さいことかもしれませんが、SDGsだと思うと我慢できるようになりました。
SDGsのゴールは2030年。わたしたちが大人になったとき、世界がどう変わっているのかとても楽しみです。そのためには、わたしたち全員が小さな努力を重ねていかなくてはいけないなと感じました。
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