牛乳パックやダンボールで再生紙を作る自由研究|3年生・4年生
3年生・4年生におすすめ!夏休みの自由研究で、牛乳パックやダンボールで再生紙を作ろう!リサイクルなど環境問題について学ぶことができるよ。
牛乳パックを燃えるゴミで捨てたら、捨て方が違うってママに怒られたんだ。
牛乳パックやダンボールなどの資源ごみは再生紙としてリサイクルされているからね、燃えるゴミではないんだ。
そうなんだ!前にテレビで和紙作りを見たことがあるんだけど、あんな感じでぼくにも再生紙が作れたりするの?
うん、できるよ!作った紙をはがきにして、暑中見舞いを送ってみるといいかもしれないね!
自由研究のテーマを決める
テーマ、タイトル
牛乳パックで再生紙を作ろう
自由研究を選んだきっかけ
わたしの家では牛乳パックやダンボールを資源ごみとして出している。資源ごみはリサイクルされて、トイレットペーパーになったり、再びダンボールになったりするそうです。自分でも再生紙を作ることができるそうなので、自由研究で再生紙ができるまでを調べてみようと思いました。
自由研究にかかる日にち・場所・道具
日にち
1~2日
場所
自宅
道具
牛乳パック、ダンボール、バット、ハンガー、ホチキス、のり(選択のりか紙用ののり)、ふきん、スプーン、ストッキング、鍋、ミキサー
実験方法
- 針金ハンガーを四角曲げて、ストッキングをかぶせる。
- 牛乳パックとダンボールを別々に10分ほど煮て、牛乳パックは表面のビニールをはがす。
- ビニールをはがした牛乳パック、ダンボールを細かくちぎって、それぞれ水とミキサーにかける。いっぺんにやるとうまくいかないので、少しずつ混ぜましょう。
- ミキサーで混ぜた牛乳パック、ダンボールをすり鉢でさらに細かくすりつぶすとなお良いです。
- 細かくした牛乳パック、ダンボールにそれぞれのりを小さじ1杯ほど入れ、よく混ぜましょう。
- 水をはったバットに(1)のハンガーを入れ、その上に(5)の細かくした牛乳パック、ダンボールを少しずつ流しいれ、スプーンで平らにのばしていきます。
- 厚みが出てきたらハンガーごとふきんに乗せて水気を切り、水気が切れたら日陰で干します。
- 乾いたらハンガーからはがして、はがきサイズに切りましょう。
雑誌や新聞紙などほかの紙でも試してみよう!
この自由研究は火を使用しますので、必ず大人の人と一緒に実験してくださいね。
自由研究の結果のまとめ
完成したはがきを貼り、手触りなど感触などをまとめます。はがきに文字を書いてみて書きやすさなどをくらべてみてもいいかもしれません。
自由研究をしてみてわかったこと
牛乳パックやダンボールをミキサーでかなり細かくしたと思っていたが、出来上がったはがきはゴワゴワしていた。紙は木材を細かくしたパルプという植物の繊維を工場でパルプを煮たり、機械で叩いたりすること繊維を細かくし繊維同士を絡ませることで作られているそうです。パルプからできている紙もリサイクルで作る再生紙も作り方はほとんど同じだということがわかった。
資源ごみとして回収されたダンボールのリサイクル率は90%以上で、ほとんどがまた新しいダンボールとして生まれかわっているそうです。
自由研究の感想
牛乳パックやダンボールをミキサーでかなり細かくしたと思っていたが、出来上がったはがきはゴワゴワしていたのでもっと細かくすれば良かったです。
自由研究をするまでは、牛乳パックを洗って乾かしてわざわざ資源ごみに出すのは面倒でしたが、ちゃんとリサイクルされていることがわかったので、面倒くさがらず続けていこうと思います。