オリジナル新聞を作る自由研究|5年生・6年生
5年生・6年生におすすめ!夏休みの自由研究で「オリジナル新聞」を作ってみよう!新聞を作るための「記事づくり」やレイアウトを決める「わりつけ」を学ぶことができるよ!
ママから新聞を読むように言われたんだ。でも、新聞なんてむずかしくて何が書いてあるのかよくわからないよ。
大丈夫よ、ゆう。パパが読んでいる新聞はむずかしいから、小学生でもわかる「 読売KODOMO新聞 」をちゃ~んと用意してあるのよ。
高学年になったら、新聞で日本や世界で起こっていることを学ぶことはとてもいいことだね。せっかく新聞を読むなら、それを自由研究のテーマにしてみたらどうかな?
えっ、新聞を読むだけで自由研究が終わっちゃうの?
さすがに読むだけじゃ、自由研究にならないけど、ゆうくんが新聞を読んで知ったこと・思ったことなどをまとめて、クラスのみんなに発表してみては?
うん、自由研究もできると思えば、むずかしい新聞も少しは読めるかも!
自由研究のテーマを決める
テーマ、タイトル
オリジナル新聞を作ろう!
自由研究を選んだきっかけ
毎朝、お父さんが読んでいる新聞が気になり、少し読ませてもらいましたがむずかしくてよくわかりませんでした。もっとわかりやすい子供向けの新聞をすすめられたので、読んでみることにしました。
夏休みの間、新聞を読むうちに「SDGs」という言葉がたくさんあることに気がつきました。この夏休みに知ることができた「SDGs」をオリジナル新聞にしてみようと思いました。
自由研究にかかる日にち・場所・道具
日にち
10日~
夏休みが始まったら、新聞を読んで記事を集める必要があります。早めの準備が大事だよ。
場所
自宅
道具
新聞、辞書、本やインターネット(くわしく調べたいものがあれば)
少し難しい新聞にチャレンジするなら中高生向けの「 読売中高生新聞 」を読んでみてもいいかもね!
自由研究の進め方
- 夏休みの間、新聞を読んで気になる記事を見つけたら、切り抜いて、ためておきましょう。
- ある程度たまってきたら、「科学」「日本の政治」「エコ」などのカテゴリーごとに分けましょう。
- カテゴリー分けをすると、自然と自分がどのカテゴリーに興味があるのかわかるようになります。
- その中から特に興味のあるカテゴリーに絞ってオリジナル新聞を作ってみましょう。
オリジナル新聞は、記事を自分で1から書いてまとめられるといいですが、むずかしいようであれば、切り抜いた記事を貼り付けて、その記事の感想や調べたことを書いてもよいでしょう。
自由研究の結果
新聞の記事作り
新聞のタイトル
20●●年夏の「SDGs」新聞
トップ記事
トップ記事はあなたがいちばん伝えたいと思う記事です。時間をかけてよく調べて、ていねいな記事を作りましょう。
見出し
暑い夏、SDGsのためにできること!
前文(リード)
「節電」はSDGs達成のために大事な活動です。
本文
夏休み中に「電力需給ひっ迫注意報」が発令されました。「SDGsの目標:7」には「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」という目標があります。
節電もSDGsの大事な活動のひとつです。また、電力が足りなくなると停電の可能性もあります。わたしたちにできることはどのようなものでしょうか。
- エアコンの温度を上げる
- 冷蔵庫の開ける回数をへらす
- 照明をつける時間を短くする
囲み記事
囲み記事はトップ記事やその他の記事とは異なります。通常は読み物(コラム)などが入りますが、用語の説明やクイズなどを入れてもよいでしょう。
見出し
SDGsってなに?
本文
日本語で「持続可能な開発目標」。簡単にいうと2030年までに、環境・貧困・差別などの問題を解決するため、世界で達成すべきゴールを表したもの。
2番目記事
見出し
わたしたちにも関係があるSDGs
前文(リード)
こどもにSDGsなんて関係ないんじゃない?
本文
SDGsは大人だけで達成するものではありません。わたしたちこどもにもSDGsの達成に向けてやるべきことがあります。
電気を大切に使うこと、ごみを減らすこと、差別やいじめをなくすことなども大事なミッションです。性別年齢に関係なくみんなでできることからがんばろう!
3番目記事
見出し
SDGs活動をしている、わたしたちに身近な会社
本文
毎日使っている文房具の会社やお気に入りのおやつのメーカーでもSDGs活動を行っています。わたしたちに身近な会社ではどのようなSDGs活動が行われているのでしょうか。
- 〇〇会社では商品を包む梱包材を簡素化。
- □□会社では社内に手すりをつけるなどバリアフリー化。
わりつけを考えてみよう
記事がまとまったら、新聞にのせる位置を決めましょう。この位置を決めることをわりつけといいます。下の図を参考にして「SDGs」新聞を完成させよう!
自由研究をしてみてわかったこと
新聞を作るためには「記事づくり」と記事の位置などを決める「わりつけ」という作業があります。自分で新聞を作ってみて、みんなに読んでもらうためには、
- 特に伝えたい記事はなにか?
- どんな見出しだと読んでもらえるか?
- 読みやすくするためにはどんな図や写真が必要か?
- どの記事をどこに配置するか?
がとても大事だということが分かりました。
この自由研究では、記事づくりから新聞ができるまで夏休みの間の時間がかかりましたが、毎日家に届く新聞は、1日の中で記事づくりから始めて翌日の朝にはわたしたちの家に届いているそうです。新聞作りに関わる人たちのお仕事はとても大変だということが分かりました。
自由研究の感想
夏休みの自由研究は「自分で新聞を作る」と決めて、新聞を読み始めましたが、最初はむずかかしい言葉が多くて、途中でやめたくなりました。
続けて読んでいくうちに、なんとなくどんなことが書いてあるか理解できるようになってきました。まだまだわからないことも多いですが、これからも新聞を読み続けようと思いました。
この研究をステップアップ!
- ランキング形式にしてみよう!
- ニュースと天気のかかわりはあるかな?
- わたしの町で起こったことは?
- みんなと楽しめる、クイズにしてみよう!